1級小型船舶操縦免許証(いっきゅうこがたせんぱくそうじゅうめんきょしょう)とは国内法である「船舶職員及び小型船舶操縦者法」により定められている小型船舶操縦免許証で最上位の免許です。この免許は通称、「ボート免許」と呼ばれており、国土交通省運輸局管轄の国家資格免許です。管理運営は一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(JMRA))がおこなっています。
総トン数20トン未満の船舶を「小型船舶」と言い、日本国内でプレジャーボート、モーターボートに乗る場合は取得しなくてはなりません。
1級を取得していれば、無制限に運転が可能で、2級では海岸から5海里(約9km)までの海域で運転ができます。
水上オートバイ、俗にいうジェットスキーは1級、2級をもってしても運転できません。別に特殊小型船舶操縦士免許を取らなければなりません。後ろに乗せてもらうことは無免許でも可能です。
また、このボート免許については国際的な取り決めが無く、各国独自の免許制度になっており、免許制度そのものの存在がない場合もあります。従って自動車のように日本で取得した免許を海外で使用、又は海外で取得した免許を日本で使用することは基本的にできません(ヨットレースなどは例外)。
タイでは水上オートバイ用の免許はありませんが、ジェットスキーの運転には小型船舶の免許(Marine Driving License)が必要です。