乙仲

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乙仲(おつなか)とは、海運貨物取扱業者の通称です。
「乙仲」の呼び方は、戦前の海運組合法で、定期船貨物の取次をする仲介業者を乙種仲立業(乙仲)、不定期船貨物の取次ぎをする仲介業者を甲種仲立業(甲仲)と分類していたことに由来します。
海運組合法自体は、戦後1947年(昭和22年)に廃止されたため、厳密には今現在、乙仲という言葉は法的に存在しませんが、現在でも海運貨物取扱業者のことを乙仲と呼んでいます。乙仲という呼び方が差別になるという記述がインターネット上でも見られますが、2019年現在も日常的に使われています。
乙仲の業務については、 海運貨物取扱業者 で説明しています。